富士山の外輪山のひとつ「天子ヶ岳」
印象に残るカワイイ名前の山
「てんしがたけ(天子ヶ岳)」は、
富士山の外輪山にあたり、
静岡県と山梨県の県境、天子山地に属します。
天子ヶ岳の山頂までは、約3時間。
登山口となる田貫湖からは、
ダイヤモンド富士を見ることができます。
それもスペシャルバージョン!
富士山頂から朝日が昇ると、
光輝く姿が湖面にも映し出され、
「ダブル・ダイヤモンド富士」となるのです。
一年に2度も!
4月と8月の20日ごろに見られます。
残念ながら、その写真はございませんが・・・。
よく整備された登山道と富士山が迎えてくれます
さて、登山口より途中に経由する、
長者ヶ岳の山頂までは2時間、
よく整備された登山道を歩きます。
特に難所はありません。
休憩場所からは、
雄大な富士山が疲れを癒してくれます。
山頂からは富士山だけでなく
南アルプスも望めます。
長者ヶ岳から更に足を進めると
天使ヶ岳の山頂ですが、
山頂らしき場所に標識はありません。
頂点を少し下ったところに、
山頂の看板が立っています。
展望はありませんが、
すぐ近くの展望台へ行くと
富士山が真正面に見えます。
毎日、崩落が起きている「大沢崩れ」
午前に展望台を訪れたなら、
富士山の「大沢崩れ」の部分が
影となって浮かび上がり
大迫力の景色が見られます。
大沢崩れは、毎日少しずつ崩落が起きています。
この浸食は、
これからも続くものとみられているので、
将来、フジヤマの形も変わるかもしれませんね。
周辺には、キャンプ場、東海自然歩道、
遊園地、白糸の滝があり、サイクリングなども
楽しめるようになっています。
近所にパラグライダー・スクールもあり、
空を見上げると「鳥」ならぬ
沢山の「人」が空を飛んでいて
ビックするほどです。
また、こんなところに?
と思うような場所に大迫力の滝があります。
「白糸の滝」は、そのほとんどが富士山の湧水で、
「観光百選滝の部」で1位に選ばれたこともある、
大迫力の滝です。
25mの絶壁から轟音を響かせながら流れ落ちる
「音止の滝」も一見の価値あり!
マイナスイオンを浴びながら、
パワーをもらえるスポットです。
ご家族で楽しめる場所がたくさんありますので、
日帰りはもったいない!
訪れる際は、是非、お泊りをオススメします。