女子登山ガイド亜紀のおすすめ山歩きブログ

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歴史ある修験道の道場、諭鶴羽山

熊野三山と並び、古く信仰されてきた諭鶴羽山 

 

枕草子にも書かれ、
古くから山岳信仰の対象として
信仰されてきた諭鶴羽山は標高607.9m。


平安時代には熊野三山と並んで
修験道の一大道場として栄え
多くの人がお参りをされました。

 

今回は、そんな歴史ある
淡路島の山をご紹介します。

 

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諭鶴羽古道・裏参道からは約1時間半の登山です

 

登山ルートは、諭鶴羽古道を利用する
表参道と諭鶴羽ダムからの裏参道
近畿自然歩道などがあります。

 

諭鶴羽ダムから山頂までは約1時間半。

 

急坂から始まり、樹林帯が続きます。


兵庫県指定天然記念物のアカガシ群落を
通りぬけると諭鶴羽山の山頂です。

 

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ガスの発生していない日であれば、
見晴らし台から海や本州が見え、
最高のパノラマが楽しめます。

 

諭鶴羽ダムから登ると、
山頂を通り過ぎる形になりますが、
諭鶴羽神社に辿り着きます。

 

諭鶴羽神社の境内には親子杉があり、
兵庫の巨樹巨木に選定されています。

 

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どうぞ、ふれてみてください。

 

また淡路では、
正月3が日に高山参りの風習があり、
高山でお餅を焼いて食べると
一年間無病息災の言い伝えがあります。

 

諭鶴羽山はその代表格で、
境内のタブの森では、
餅を焼く参拝者でいっぱいになります。

 

三が日に行かれる方は、お餅を持って
無病息災を願ってはいかがでしょうか。

 

南あわじ市東南部の海岸は
諭鶴羽山が海に落ち込む急斜面です。

 

灘黒岩水仙郷は、
この45度の急斜面約7haにわたり
500万本の花が咲き乱れ、
海とのコントラストが最高です!

 

さてさて。

 

ここで、とっておきの日本酒をご紹介・・・。

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同じ淡路の南部エリアに「都美人酒造」
という酒蔵があります。

 

その酒蔵が昔ながらの製法にこだわり、
若き能登杜氏とともに織りなす日本酒は
奥行きのある大変素晴らしいお酒です。

 

「天秤搾り」でお酒を造る酒蔵は
全国に数件しか残っておらず、
酒蔵曰く「悲しいほど時間がかかる」
のですが、他では味わうことのできない
独特の旨さと深みがあります。

 

天秤搾り、山廃仕込み酵母にこだわり、
量産ではなく品質を追求し続けています。

 

山田錦酒米を使った日本酒も美味しいですし、
五百万石米のお酒もクセになります!

 

その年のお米の出来具合、
日本酒仕込みに大きく関係する気候なども含め、
思いを馳せながらじっくり味わいたいですね。

 

歴史を感じる諭鶴羽山と都美人、
分野は違えど、どちらもオススメです。